自治体法務の備忘録

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法令や前例、人工知能が市職員に“指南”…大阪市、業務支援で今秋からAI試験導入

 業務支援では、職員が端末に「〜の場合はどうしたらいいの?」などと入力。AIが蓄積した情報から回答案を探し、画面に表示する。
(略)
 「職員の知恵袋」と題し、29年度当初予算案に4900万円を計上。戦略室の担当者は「業務の経験年数を問わず、職員がAIの力を借りて自信を持って対応できるようにしたい」と話している。
http://www.sankei.com/west/news/170216/wst1702160078-n1.html

 記事の内容では、「人工知能(AI)」というより、あいまい検索が可能な「データベース」のように思われます。まあ、世にインパクトがどのようにあるかも、技術革新の意図の一つですしね。
 運用に当たっては「なぜ、そのような内容なのか」を答えられるよう、職員の知識・発想力の向上も併せて検討いただきたいところです。