自治体法務の備忘録

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ミス一掃へソフト開発 法令審査で内閣法制局

 9,000万円が高いか安いか、議論が分かれるところでしょうね。
http://imak.exblog.jp/で、Dr. Ibusukiさんがご意見されていらっしゃいますが、

XML化を進めて、法令作成から官報発行、現行法令データ、
改正履歴まで一貫した管理システムを構築することが肝要である
と考えるのだが。

 誠におっしゃるとおり。
 この点について、以前、washitaさんのブログ(http://d.hatena.ne.jp/washita/20041114)も書かれていらっしゃいますが、「法令をデータベースするにあたっては、XML化では限界があるのだろうな、と思います。これだけ複雑化して分量も多い法令を効率的にデータベース化して運用するためには、そもそも従来の形式にとらわれない、合理的に条項を整理するための形式を構成しないと駄目なのだろうな、と。」とコメントさせていただきました。(「K’s」って、私です。)
 しかしながら、washitaさんがコメントの中でご指摘された「法令は結局のところ人間が読まないと意味が無いので、データとしての整合性だけを追及してもあんまり使い勝手はよくならないのではないかというのが私の考えです」との内容に、うんうんとうなずきました。