フランケンシュタイン

　言わずとしれた３１年のユニバーサル作品。前説風のオープニングや唐突なエンディングなど時代的なものはありますが、面白い。有名な湖畔での少女との会合の場面は、背筋が寒くなる恐怖感があります。
　でも、ありがちな、「復活のためには電気が足りない！このままでは失敗だ！！」稲妻がらがらどっしゃーん！「おお、成功だ！よみがえったぞ！！」「うがー」って、この映画には無いのですね。
　なお、ＤＶＤに収録されている、晩年のヨドチョウこと淀川長治氏の解説が無茶苦茶スリリングで本編以上の見応えがあります。あ、同じこと何度も言ってる！文脈になってない！！急な編集は不自然な台詞をカットしたのか！！！淀川先生、映画の楽しさを教えてくださり、ありがとうございます（フォローになってない）