仮面舞踏会
だから、仕事しろよ>俺
厳密にいうと、映画じゃなくて「横溝正史シリーズ」としてテレビ放映されたミニシリーズです。
子供の頃、最後のゴルフ場のシーンだけ見たことが記憶に残っているので、なんだか四半世紀ぶりに宿題を片づけた気分です。
出演の草笛光子は、同シリーズの「悪魔が来たりて笛を吹く」でも、本作と同じように「楚々とした美人」を演じていましたが、市川監督の東宝の映画シリーズでの気の強い奥方役の方が印象が強いなあ。
古谷一行は、金田一耕助役として人間くささが出ていて、やっぱり良いですね。原作に比べると、ちょっと押しが強いイメージがありますが。
そういえば、物語のラスト近く、関係者がばたばた死んでいく状況での「しまったぁ!」という金田一の台詞を何年か前、身の回りで流行らせようと試みたが失敗した。
<用例>
「大変です!印刷にかけた条例案に誤植がありました!!」「−」