自治体法務の備忘録

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市街化調整区域見直し協同型まちづくり推進 小山市

 同条例案は市内全域の市街化調整区域を対象とし、「まちづくり条例案」に適合すれば、宅地分譲開発や五百平方メートル以上の平地林開発が可能となる。
 まちづくり条例案は、市街化区域で現在、問題化している(1)道路が未整備のため有効な土地利用が図れない(2)無秩序な開発のためスプロール化が目立つ(3)幹線道路整備が進展しない−などの解消を図り、市街化調整区域では、(1)耕作放棄地の荒廃(2)田園風景にそぐわない建築デザイン−などをチェックしていく。

 単純に考えて、調整区域に建設を認めれば、スプロール化は促進するのではないか。
 線引きに制度疲労が出てきているのであれば、これに対処することは妥当ではありましょうが、都市計画のデザインの上で、利権にとらわれない制度運営がされることを願ってやみません。