レモ/第１の挑戦

　職場の友人（クズ映画ジャンキー）に、半ば押しつけられるように渡された作品。
同僚「ＤＶＤのジャケット見て、何で笑っているんですか」
私「だってなあ、微妙な顔つきの親父が微妙な格好しているから」

レモ/第1の挑戦 [DVD]

同僚「『００７ゴールドフィンガー』のガイ・ハミルトン監督ですよ」
私「『００７黄金銃を持つ男』の監督でもあるだろ」
同僚「あすこらへんは、監督の技量と言うよりは、シリーズの中だるみで、ゴジラで言えば「メガロ」みたいなもんですから。人工衛星も出てきますから、『００７ダイヤモンドは永遠に』にもつながりますね」
私「あれもシリーズ下から数えた方が早いだろ。拳銃の弾もよけるんだよね。」
同僚「『マトリックス』より早くね」
私「お借りしますよ。俺もずっと気にはなっていた作品なんだ。」
＜観賞後＞
同僚「どうでした」
私「面白かった〜。主人公はさえないし、秘密組織は従業員３人の零細だし、ヒロインは微妙な顔つきで、物語半ばまで主人公と絡まないし、でもアクションは凄い。自由の女神での格闘シーンは、他の作品では見られないね」
同僚「『速く走れば水面に沈まない』って良いでしょ」
私「良いねえ。腹抱えて笑ったよ。『第２の挑戦』が作製されればもっと良かったねえ」