自治体法務の備忘録

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恐竜博とか絵画展とか

 6月議会が一段落して、ようやくほっとしまして*1、気になっていた上野の国立科学博物館で開催の恐竜博(http://www.kahaku.go.jp/dinosaur2005/)に行って来ました。
 考古学の歴史上の意味があると、直立状態で復元されたままの国立科学博物館所蔵のアロサウルスに感傷的な再会を果たしたあとは、スーかわいいよスー!(違う)巨大ティラノサウルスの前にして瞳が子供のように輝く自分に気がつきます。
 もっとも本展示会のテーマは「恐竜から鳥へ」でありまして、進化の系統樹をスーからちょいとさかのぼったところからが本題です。羽毛のある化石なぞ知的好奇心が刺激されてやみませんが、系統樹が「鳥」に入ってしまうと、化石でも「鳥」ですからね、急速に萎えます。だって最後は鳩よ。
 なんつーか、竜頭蛇尾、いやヘビじゃないな。鳥だから、牛尾鶏口、いや意味が違う。
 といいながらも満足して、国立科学博物館の常設展へ。四半世紀ぶりで当然ながら新館への入場は初めてです。凄いなあ、昔は薄暗い中にホコリをかぶった剥製が並んでいた印象があったのですが、広いスペースで映像を多用した展示構成には圧倒されました。子供の頃は、野球選手より白衣を着た科学者になりたかった*2私は、駆け足で走りまわり、結局3時間をつぶしました。恐竜博で2時間をつぶしたので、計5時間。倒れるかと思った。
 でも倒れずに次に向かった先が、六本木ヒルズ森美術館で開催のフィリップス・コレクション展(http://www.phillips-collection.jp/)。いやあ、眼福。ルノワールの「舟遊びの昼食」は言うまでもないですが、これだけ「見所」が多い展覧会も珍しい。私の好きなルソーも小品ながらあって満足。

*1:もう後半はバテバテで、だれもいないエレベーターの中とかで崩れ落ちたりしてました。

*2:高校2年まで理系志望だった。妻に話したら、リクツっぽい点で、今の仕事も似たようなもんじゃん、と言われた。そうかも〜