自治体法務の備忘録

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条例読みやすく 県が条例案提出

例えば、「行なう」は「行う」、「によつて」は「よって」、「シヤワー」は「シャワー」、「本節」は「この節」、「各号の一」は「各号のいずれか」に直される。読みにくい漢字をひらがなにしたり、送りがなを現代用語に合わせたりする。
 県総務室によると、04年度末現在の県条例は345本ある。このうち今回の改正対象は89年以前に制定された213本。89年以降につくった条例は、88年12月の内閣法制局の通知を受け、現代用語で表記している。
 県条例は制定時期によって表記が異なるうえ、89年以前の条例を一部改正する場合、古い表記で統一しなければならない。改正条文をわざわざ「よつて」などと表記することに、職員からも疑問の声が上がっていたという。
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=8158

 「拗音」「促音」のチェックって、意外とばかにならないのですよ。
 さて、記事の用例中「シヤワー」ですが、89年の通知以前も外来語は小文字で記述するのが慣例でした。とはいうものの例外はありまして「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」は「ツ」が大文字なのですよ。難しいなあ。