ドレスデン国立美術館展に行ってきた
今更の掲載なのですが、７日に夏休みをいただいて上野の国立西洋美術館で開催されているドレスデン国立美術館展（http://www.nikkei.co.jp/events/dresden/outline/tokyo.html）に行ってきました。
集められたイスラム美術や日本美術に知的好奇心をくすぐられ、ふと振り返るとそこには
フェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」が
無造作に片方に寄せられたカーテンの向こう、窓からの明かりで手紙を読む女性。なんだかプライベートな空間を覗き見をしているような不思議な感覚にとらわれます。内側に開けられた窓のガラスには女性の顔が正面から写っており、ふと顔を上げたら、こちらの気配が察せられてしまいそうな。
この度の展覧会を機会に洗浄されたレンブラントの「ガニュメデスの誘拐」も暴力的に私を引き寄せます。
開催は９月１９日（月）まで。ご興味がある方は是非。
