自治体法務の備忘録

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判決文、わかりやすく 最高裁、裁判員導入へ文例検討

 裁判員制度の導入に合わせて判決文がわかりやすくなる。最高裁は仮想の事件を設定したサンプル文案をつくり、現場の裁判官と検討を始めた。これまでの判決文は「未必の故意」「共謀共同正犯」などの法律用語や漢語があふれ一つの文が長く、ふつうの市民には難解だった。今回の「判決文改革」では、法律の素人の裁判員と裁判官がどう判断したかの筋道を当事者や世間にわかりやすく示し、上級審の裁判官も納得させることが必要になる。最高裁は法曹関係者だけでなく市民らとも議論を重ねる意向だ。
http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY200511050272.html

 司法の場として法の解釈が明言される場において、市民にわかりやすい文章が模索されるとすれば、立法の立場においても「わかりやすい」内容が模索されるべきなのでしょうね。その場合は、ただ用語の言い換えではなく、法-政令-省令・条例-規則の体系の中の位置づけや整理も必要なのでしょう。今の私には上記のように思いついたことを書き留めることで精一杯ですが(^^;