美術館めぐり

　上野で「下町風俗資料館」→「上野の森美術館『ガンダム展』」→「国立博物館『北斎展』」
　下町風俗資料館で館内に精密に再現された下町の町並みは、江東区深川江戸資料館（http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20051016#p1）のようで楽しい。時代はあっちよりだいぶ下っていますが。すべすべした手触りの木造建築に幼い頃に遊びに行った祖父母の家を思い出しました。
　実は「ガンダム」は劇場版３作＋「逆襲のシャア」しか見ておらず、コンビニに並ぶ歴代のガンダムも初代を除いて区別が付かないのです。プラモデルも作ったことありません。ぬるいヲタでごめんなさい。ゴジラだったら、昭和２９年のものから平成初期ぐらいのものまでは区別が付くのですが。作品展自体は、「ガンダム」という「ネタ」で、それぞれのアーティストが楽しんでいる感じ。けっして「ガンダム」の世界を広げるものではないが、それぞれの絵画・造形・企画における同一方向を向くベクトルの状況は興味深い。
　「北斎展」が本日のメイン。人の頭の間から眺めるような混雑ぶりでしたが、楽しかった。肉筆の美人画のすばらしさに感嘆。外国の方も多く見えていました。
（「夜鷹」と題された美人画の前で）「oh!She looks like a dancer!」いや違うし。