豊島区「ワンルーム税」導入から２年…建設抑制効果薄れる？

　課税初年度の２００４年度こそワンルームマンション建設は大幅に減少したものの、２年目の昨年度は、集合住宅着工戸数のうち約３割をワンルームマンションが占め、課税前とほぼ同じ状態に逆戻りしたことが分かった。
（略）
　マンションブームのあおりで課税効果が薄れているとの見方を示す豊島区に対し、マンション建設業者などでつくる首都圏中高層住宅協会は「課税負担は建設用地の地主に転嫁されるだけ。増額しても状況は変わらないだろう」と厳しい意見だ。
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20060412hg03.htm

　そもそもが建設抑制の手段として、本来は「広く薄く」行うべき税の賦課を手段に用いることが適当であるかという点も踏まえて検討されるべきだと思います。