がん対策推進条例、議員提出へ（島根県）

　がんの予防や地域間格差是正を目的としたがん対策基本法が、先の国会で成立。国と都道府県が来年度中に予防から治療まで一貫した対策の推進計画を策定するのを踏まえ、県推進計画に患者や家族の声を反映させ、着実な実行を後押ししようと条例化に動いた。
　推進条例は、基本法に沿って専門医、医療機器の広域的活用も視野に入れた医療機関のネットワーク構築や、がん医療の最新情報の提供、緩和ケア機関の連携強化が柱。独自に患者の闘病生活や社会復帰を支援する民間団体の支援も盛り込む。
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