決められているとか決められていないとか
自治体法務の大ベテランの方のお話を聞いて印象に残った言葉
昔はね、「法に決められて無いからできない」が常套句だった。分権後は「法に決められてないからできる」という風潮もあった。でも最近は、そういう言い方もできなくなってきている。
揺り戻しっていうことじゃないよ、決められているとか決められていないとかではなくて、その職務の遂行に当たって、自治体としての職責にもとづいた『あるべき考え方』に従って判断を行った、と説明するべき情勢に変わってきてるんだ。
昨日ご紹介した(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20060913/p1)国の立法事務のスタンスの変化と併せて興味深い。