007/カジノロワイヤル
ようやく見れました。いやあ、良かったですよ。前作の「ダイ・アナザー・デイ」が酷い出来だったので(その前の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」が結構良かったのでその反動もあるのだけれど)、ボンド役がピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグへバトンタッチされた本作に不安を持ちながら劇場に入ったのですが満足でした。シリーズ中のマスターピースの一つになるんじゃないですかね。
シャッターの窓のようにも見える、銃口の内側から覗いた、シリーズおなじみの「ガンバレル・シーン」の掟破りの使用法に、物語が始まったばかりから「120点!」と大喝采。そして、物語の末、耐えに耐えて最後に流れるジェームズ・ボンドのテーマは「女王陛下の007」のラストで流れたチェンバロのメロディと同じ余韻がありますな。アクションもシリーズ過去に20作もありながら「今までこんな場面見たこと無い!」という興奮に満ちたもので、うーん、次作が楽しみだなあ。
残念だったのは、主題歌がサントラアルバムに入っていないこと。シングル発売なのですが、日本では未発売なのです。そりゃないっすよ。
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