自治体法務の備忘録

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話す技術(みたいな

 上記の説明会が終わった後に、こんなこと言われました。
同僚「大勢の前で話すって、前の会社で慣れているんですか?」
私「セールスマネージャーのころは、毎朝、セールスマンの前で説明会をやっていたから、ねえ。話すって『技術』なんだよね。」
 人生において無駄になることって無いなあ。
同僚「私も心がけているんですけど、kei-zuさんは『結論からいうと』って、いいますよね」
私「あれはね、相手の注意を引くのと同時に、自分の中で考えをまとめるモチベーションなの。そう切り出しているときに結論がまとまっているわけではない。話しながら考えをまとめているの。だから当然、話しているうちに結論じゃなくなっちゃうことも多い。そんなときは『まとめれば』とか『つまりは』の接続詞で、次の文節への接ぎ穂を作るわけ。」
同僚「ほー」
私「似た例だと『何々については3つの点が指摘できます。まず1つ目は〜』って切り出しちゃうの。話し出した時点では、3つになんてまとまっていない。相手の注意を引くと同時に、自分の中で考えをまとめるモチベーションにしちゃうんだな。だから、話しているうちに、やべ、3つじゃおわらねえ、ということもある。そういうときは『これに付け加えると』とかで4つ目を言っちゃう。」
同僚「そういうもんですか」
私「会議録とか起こして、厳密に文脈を読むとおかしな点があるにしても、会話だと流れちゃうもんだよ」
同僚「ふーん」