市長名誤記で議案撤回 甲賀市会、信楽中の耐震補強工事契約

　tihoujitiさんがご掲載の記事経由で（http://d.hatena.ne.jp/tihoujiti/20070612#p1）

　滋賀県甲賀市の６月定例会が１１日再開され、市は提出していた信楽中の校舎耐震補強工事契約の議案書で、提案者である市長名を誤記したとして、同議案を撤回した。市は次の臨時議会にあらためて提案する方針だが、工期などに影響はないと説明している。
（略）
　ところが今月４日に議会に上程された後、「甲賀市長　中嶋武嗣」が「武詞」と誤記されているのに職員が気づき、この日の本会議で市長が撤回を提案、全会一致で承認された。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007061200049&genre=A2&area=S00

　あー、議会担当の悪夢。つるかめつるかめ。
　同記事によると、「軽微なミスなら正誤表を配布して訂正している」そうですが、さすがに議案の上程者たる市長の名称は「軽微」とは認め得なかったというところでしょうか。
　さて、ミスというのは、心配で気になって気になって何度も何度も何度も読み返したところには出ませんで、気にもとめなかったところにポンと出るから恐ろしい。
　そのような「凡ミス」の出やすいところも年期を経ればなんとか当たりがつくのですが、それでも「kei-zuさん、ここ」と同僚に指摘されることもままあり。やはり、複数の人間によるクロスチェックは欠かせません。

　市総務部は「重大な間違いとして新たに提案することにした。緊張感が欠けていた」と話している。

　すいませんすいません（なんか反射的に謝ってしまう