六法の増大

　有斐閣から発行の「小六法」の休刊について、paco_qさんとreinigenさんが記事をご掲載されています。
【小六法休刊】http://d.hatena.ne.jp/paco_q/20070626/1182827327
【有斐閣、「小六法」休刊】http://reinigen.blog54.fc2.com/blog-entry-208.html
　なんか一つの時代の終わりのような気がしますね。
　上記のpaco_qさんのコメントにおいても法令数の増大に触れられていますが、joho_triangleさんが記事にご引用された有斐閣からのメールニュースによると、有斐閣「六法全書」の３分冊化も検討されているそうで。

　最近では，社会経済情勢の大きな変化，とりわけ今般の司法制度改革を反映して，重要法令の制定・改正が多数に上り，平成15年版で初めて6000頁を超え，平成17年版では6500頁にまで達しました。平成18年版で従来にない大胆な見直しを行い，約500頁の減量を実現しましたが，ひと安心の暇もなく，今回の平成19年版では見直し前に迫る400頁近い増加となりました。
http://d.hatena.ne.jp/joho_triangle/20070611/p1

　頑張って５００頁減量しても翌年に４００頁増えちゃうんじゃねぇ。最近、所用があって、昭和４７年の「六法全書」を倉庫から引っ張り出して、その薄さにびっくりしましたよ。
　「今は『公法』『私法』で分冊化されてますけど、三分冊化するとどうやって分けるんでしょうねえ」とは同僚の弁。