自治体法務の備忘録

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「役所は劇場」磨け職員力/沖縄市、芸能学校と提携

 tihoujitiさんがご掲載の記事から

 今回の研修対象は接遇の基本研修を終えた係長クラス。演技指導に当たる玉城理事長は「役所は劇場、職員は俳優、来訪者は観客。人に優しい明るくユニークな職員が一人でも多く育てば、役所が変わり、沖縄市全体も変わる」と話しており、早ければ八月から実施する。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200707031300_02.html

 拙blogに時折コメントを下さり、舞台女優でもある自治体職員のんゆりさんにコメントいただきたいところ。
 まあ、ある程度の役職になれば接遇以上の「演技力」は必要になるかもね、というとちょっと皮肉めいた言い方になるかもしれませんが。
 思い出したのは、前職の民間企業において、セールスマネージャーとして現場に派遣される際の研修の際に上司にいただいたお言葉で「現場においては、皆さん、部下のセールスマンを常に気にかけてください。そしてそれを姿勢、行動にわかりやすく表してください」といわれたこと。具体例をいくつか挙げられたのですが、その一つ

相談を受けたら、その人の目の前で解決の糸口になる電話をかけなさい。相手がいようがいまいが、それどころかその相手が正しい糸口であるかも関係ない。相談に応じてくれて、すぐに対処してくれたという事実をなによりもその人は胸に留める筈だから。

「演技力」も大事だなあ、と思った次第。
 以前、某市の市議さんが市民の方から相談を受けられている場にたまたま居合わせたことがあるのですけれど、その市議さん、さっそく市民の目の前で電話を架けていて、おー、おんなじ、と思ったことがあります。市民にとって役人より市議さんが頼もしく見えるのも道理ということか。