自治体法務の備忘録

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手数料条例施行日忘れ、39万返還へ 神戸市

 tihoujitiさんがご掲載の記事(http://d.hatena.ne.jp/tihoujiti/20070821#p1)経由で

 神戸市は20日、改正した手数料条例の施行日を規則で定めることを忘れたため、7月から約1カ月間に徴収した1302件分の印鑑登録証の再交付手数料、計約39万円を利用者に返還すると発表した。
 同条例は印鑑登録証の再交付や、自動交付機で住民票の写しなどを発行する際の手数料を定めている。三月市会で改正後、規則で施行日を定めるはずだったが、手続きを怠っていた。八月上旬に市内部で発覚し、同十日に規則を定めた。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000557852.shtml

(((( ;゜Д゜)))カクカクブルブル
 tihoujitiさんは以下のようにコメントされています。

 条例の施行期日を規則委任することは多々あるが、その場合、もっとも気をつけなければならないのが、施行期日を定める規則の制定を失念しないこと、であるが、上記記事は正に正に失念してしまった事件。

 個人的な経験からも、条例の公布まで終わるとガクッと力が抜けてしまうのはあるところで、これがやっかいな規則改正などが控えていればまだしも、ミスというのは単純なものほどおこしやすいですからね。