自治体法務の備忘録

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夢幻紳士【幻想編】

 昨年の暮れからずっと忙しく、わずかにあいた時間も家族サービスに費やされる疲弊した中で、ひょいと手が伸びたのが

 作者の高橋葉介の作品は、中学・高校当時に夢中になって読みました。今だご健筆でなにより。
 著者の作品は怪奇性が強いと指摘されるところ、本作では副題の示すように現実と表裏の「幻想」の描写が誠に魅力的です。ロマンチックなラストには、比喩でも何でもなく泣けちまったよ。
 なお、先頃、某所で「四半世紀来のファンです」とご挨拶し、握手の上、サインまでいただいたのは内緒だ。