人生ゲーム
友達の家で覚えてきたようで、妻にねだって買ってもらった「人生ゲーム」に、子ども達は夢中です。
子どもの頃に遊ばれた方も多いでしょうが、人生に見立てた双六で、ピンチあり、チャンスありの波乱に富んだ展開。サイコロ代わりのちょっと豪華なルーレットも昔のままです。
こっちは、ボードゲームなんてひさしぶりです。やっぱり楽しいねえ。
でも、運は私に味方しません。序盤の職業決定で失敗した後は、飛び交う札束にも縁がなく、積み上がるのは真っ赤な約束手形。
娘「だいじょうぶ、転職で職業が『石油王』になれば、お給料がいっぱいだから」
「石油王」ってのは「職業」なのかよ。でもって、その収入って「お給料」なんですかね。
たまたま、遊びに来ていて付き合わされた、後期高齢者間際の私の父が、ゲームも終盤になって、しみじみと言いました。
父「人生ってのは、つまるところ、お金のやり取りなんだねぇ」
お父さん、含蓄がありすぎます。