自治体法務の備忘録

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片山前鳥取県知事のご講演

 さて、それでも先週は、忙しい合間を縫って、千葉県自治研修センター開催の、片山前鳥取県知事のご講演に行ってきました。
 当然、戻ってきて残業です(馬鹿ですね
 帰って来るなり、後輩に講演の概要について聞かれたことから、庁内にその内容について興味を持つ職員が少なからずいるであろうことを想定して、要旨を取り急ぎまとめてみたり。目の前のやらなければいけない事柄以外って、何で勢いよく仕事ができるんでしょうかね。
 冗談はさておき、以前、人事担当係長でいらした方に、研修に行って勉強することは大切だが、お前一人が頭良くなっても仕方がないんだ、と言われたことがあります。個人的に、その点は心がけて行きたいところ。
 ご講演の内容は、昨年の夏に川崎で開催された「第5回 自治体職員有志の会シンポジウム in 川崎 」(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20080726/p1)基調講演でのお話に重複するところも多かったのですが、上手なお話に聞き入ってしまいます。
 やはり印象に残るのは、そもそも自治体の「Mission(役割)」は何か、誰のために、何の目的で、という問いかけです。
 また、地方分権による権限移譲は、住民の満足度の向上を達成しない限りでは、首長のために実施されていると言わざるを得ないのではないか、との厳しいご指摘には虚を突かれる思いがしました。
 なお、↓は、一昨年の暮れ、九州における同氏のご講演。いくつかは重複するお話もあります。
【片山前鳥取県知事 講演要旨】http://www.data-max.co.jp/2007/12/1_4.html