自治体法務の備忘録

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最後の「○」はんこ投票、姿消す 南三陸町長選

 任期満了に伴う宮城県南三陸町長選(25日投票)で、候補者名を投票用紙に書く記名式投票が今回から導入される。これに伴い、候補者名が印刷された投票用紙に有権者が○印のはんこを押す記号式投票が、県内から姿を消す。
(略)
公職選挙法は、自書による記名式を原則と定めているが、地方公共団体の長、議員については、条例によって記号式も実施できるとしている。
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091023t11019.htm

 「○」はんこは疑問票の減少が目的であった由。この度の廃止は、知事選が重なるため混乱を回避する目的であるそうで。
 まったく個人的な感想ですが、参院選非拘束名簿式比例代表制の投票方式って、効率的な開票事務の遂行のため、もはや、マークシートでの対処が論議されるべきではないでしょうか。せめて希望者だけでも。
「いや、政党に制限がなかった頃の参院選開票の苦労は、こんなもんじゃなかったぞ」
とは大先輩の声。ありゃりゃ。