富山しあわせ勝負
住民の関心の喚起に、自治体の取り組みがマンガで周知される事例について、以前、拙blogでご紹介したことがあり、その中には、富山県が「美味しんぼ」を題材にした事例がありました。
「県庁の星」とかのマンガ版ではありません。住民の方々への周知のためのメディアとしてマンガが利用される事例です。
(略)
【富山しあわせ勝負】http://hennahon.at.webry.info/200606/article_5.html
※やっぱり、究極とか至高とかをうりゃうりゃするのでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20081113/p1
PDFで掲載される他の自治体の例とは違って、その内容はリンク先で紹介される、わずか1コマからしか窺うことができなかったのですけれど、思わぬ本でそのあらましを知ることが出来ました。
この「富山しあわせ勝負」のメインストーリーも、山岡と栗田ゆう子が東西新聞日曜版の特集で「富山の水」を取材するというものだ。
- 作者: と学会
- 出版社/メーカー: 楽工社
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: 単行本
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(略)
ことあるごとに富山の悪口を言う雄二と富山大好きの里子はケンカをしてしまう。そこで間に入った山岡が、「二人にそれぞれ富山のいいところ、悪いところを見せてもらい、第三者の自分と栗田が判定する」という「富山しあわせ勝負」を持ち出してくる…という話。
(161ページ)
オリジナルの王道を行くストーリーですな。たいていが「××(あなたのお好きな食べ物を入れてください)がうまいかまずいか」で、人間関係が破綻寸前になるんだよね。だいたい、双方が大人げない…おっとっと。
作・画ともにオリジナルとは違いますのでいささか微妙な絵柄ではありますが、その内容から安心して(何を)読めそうです。