自治体法務の備忘録

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第2次実務的役割分担明確化研究会

 穂坂邦夫前志木市長が代表でいらっしゃる、NPO法人「地方自立政策研究所」が主催の「実務的役割分担明確化研究会」のお手伝いをさせていただきました。

今日の状況では大改革は不可能と思われていますが、その理由は、現場からの発想のない実務者不在の改革論に起因しています。改革の主体要因は現場の実務にあります。錯綜する権限を明確にした業務分担の見直しは国と地方の大幅な行政経費の削減につながります。市町村と都道府県と国の実務者及び実務経験者により我が国の新しい行政構造づくりに挑戦します。
http://www.jiritsuken.org/kenkyu.html

 上記は同NPO法人のサイトに掲載の、前回、第1次における趣旨説明の一節です。
 詳しい作業の経過や成果などは、追って正式に公表される内容をお待ちいただきたいと思いますが、作業会場に全国から集まられた方々の熱気と真摯な取組姿勢についてはここに記させていただいても良いでしょう。
 早朝、作業会場に到着した私を迎えたのは、壁一面のスクリーンに大きく映される工程表と、慌ただしく動き回るスタッフの方々でした。作業机の上には分厚いファイルがいくつも並び、場所によっては熱気を帯びた議論が始まっています。
 まったく、どんな作戦指令室
 私自身は、職務柄、行政法に関する研究会に参加させていただくことが多いのですが、民間出身という出自があり行政経営にも興味があるところ、ご参加の皆さまと交流させていただいたことは非常に良い研鑽の機会でした。