自治体法務の備忘録

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質は量が支える

 さて、実務屋としては、かの手塚先生の大偉業に比すべくもありませんが、法務の仕事も「質は量が支える」側面があるのではないかと思うところ。政策的な条例を年に1本、じっくり作り上げれば良いものができるか、といえばそうでもないような気もします。
 技術的な蓄積ももちろんですが、少なくない例規改正や法律相談に対処することが、多面的なものの見方や新しい発想につながることが多いのではないかと経験から感じています。
 もっとも、だからといって年度末の大量な例規改正、ちょっとぐらいの「愚作」は勘弁してよ、の言葉は、喉の奥にぐっと飲み込まざるを得ませんが。