自治体法務の備忘録

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「自治体学会」公募論文のご案内

 先日ご案内しました「年報自治体学会」について(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20100602/p1)、来年刊行の次号の特集テーマと公募論文についての案内が公表されました。

特集テーマ 年報自治体学会第24号特集テーマ
【2020年の地域と自治
(前略)
現状認識の仕方によって課題設定が異なり、これらに応じた未来が思い描かれることになろう。バラ色から暗黒まで、さまざまな未来を各自の知的フィールドに思い描いていただきたい。そして、未来は変わりうることという性質にかんがみ、できうれば、これらのなかに何らかの現実的な希望を見いだしたいと思う。
(後略)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jigaku/publication/ronbunbosyu24tebiki.pdf

公募論文執筆の手引
1 テーマ
 1)「2020年の地域と自治」(年報自治体学第24号特集テーマ)。
 2)その他、以下の「年報の趣旨」にかなうテーマのもの。

  • 自治体が抱えている問題を鮮明にするもの。
  • 自治体実務の技術・研究に関するもの。
  • 自治体に関する新しい理論の形成を目指すもの。

2 字数 15,000〜20,000字以内(図表、脚注を含みます。)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jigaku/publication/ronbunbosyu24.pdf

 上記のリンク先に詳述されていますが、論文のテーマは年報の「特集テーマ」に限定さません。広く「自治体学」に寄与するものを期待させていただいております。

 「論文」というとハードルが高いように思います。しかし、自治体の職員の方であれば、自分が業務上実現したいことは、何らかの形で考え方をまとめ、上司等に説明していることでしょう。それを一定の「お作法」を用いて整形したものが論文だと考えると、論文作成のハードルが少し下がるのではないかと考えています。

 上記は、この度の公募論文で入選された脇田英樹氏(札幌市)による受賞のお言葉からの抜粋です。
 応募は自治体学会の会員であることが要件ですが、自治体学会自体は自治体や地域の問題に関心を持つ人ならどなたでも参加できるオープンな団体です。ご興味ある方は事務局までお問い合わせください。