自治体法務の備忘録

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文京区議会:特別職の育児介護条例、全会一致で可決 /東京

 文京区の成沢広修区長が育児休暇を取得したことに関連し、同区議会で21日、区長ら特別職の出産や育児、介護での休業を制度化する条例案が全会一致で可決、成立した。条例案は区が提出していたもので、条例成立により、区長や副区長は自ら公務をしない期間を設定し、その間の給料を半額にすることができる。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20100622ddlk13010241000c.html

 地方公務員法は特別職を適用除外とするため、育児介護休暇の根拠とならない。特別職自体は育児介護に当たり公務に当たらないことができるが、その期間における報酬の取扱いについて削減の規定を設ける、ということ(あらかじめの「削減」とせずに、受領後の「返納」とすると、公職選挙法に規定する寄附に該当すると解釈されるため)。