自治体法務の備忘録

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ある和解

 木佐茂男先生(九州大学)がご掲載に記事経由(http://tabushi.cocolog-nifty.com/platz/2011/02/no112-6bb3.html)で

 簡裁判事として,急遽,民事事件を担当することになった。
 その事件は,原告本人訴訟であったが,その原告本人には前任の裁判官も司法委員も相当,手を焼いていたようであった。
http://www.j-j-n.com/su_fu/110201/aruwakai.html

 懸念とともに引き継いだ事件は、波乱含みで幕を開けます。

原告は,仁王立ちで,私をにらみ付けてくる。任官して間もない私にとっても,ここが正念場である。法廷の主宰者として毅然とした対応をしなければならない。法廷警備の要請などしていないから,退廷命令を出したところで空しいだけだ。

 ところが人証の場面で思わぬ展開が…
 更新情報を伝える木佐先生のもとへの日本裁判官ネットワークメーリングリストには「感動ものです。是非ごらん下さい。」というコメントが添えられていたそうです。
 気になる方はリンク先をご確認ください。
 行政庁としての行政不服審査の局面ばかりでなく、自治体職員の日々の仕事のあり方についても考えさせられますね。
 同記事掲載の「日本裁判官ネットワーク」のトップはこちら→http://www.j-j-n.com/