Live!政策法務
梅雨前に夏の兆しもあらわになった今日、かながわ政策法務研究会で発表の機会をいただきました。
自治体によるフィルムコミッションの試みが耳目を集める折、当市の事例として、行政財産における映画等の撮影料に関する制度設計についてご説明させていただきました。
事業担当課の方に政策形成過程と具体的運用について報告いただきとともに、私からは法的な考え方についてコメントさせていただいたのですが、「kei-zuさんのお話が、他の手法や個別の問題点にも触れていたのでおもしろく聞けた」とのご意見をいただけてちょっとほっとしたり。立体的な構成を工夫したのは失敗ではなかったようです。
ただ、立案過程において議論になったところはやはり指摘されやすく、質疑応答では冷汗をかきました。
ご意見の交換の中、こうすればああすればの積極的なお話が複数の方からお聞きできたのは非常に勉強になりました。その一方で、現行法の限界についてあらためて認識もしたり。
皆さま、至らぬ発表に対し誠にありがとうございました。