自治体法務の備忘録

管理人のTwitterは、@keizu4080

年報自治体学第24号「2020年の地域と自治」

年報自治体学第24号 2020年の地域と自治

年報自治体学第24号 2020年の地域と自治

少子高齢化の進展、企業業績・雇用情勢の悪化など、自治体を取り巻く状況は厳しく、変化が激しい。このような状況で、自治体は、10年後、20年後をどのように構想し、施策を展開していくべきなのか。10年前と現在を比較検討した上で、次の10年(2020年)の自治体と地域社会の姿を思い描く。
http://www.daiichihoki.co.jp/dh/product/026823.html

 編集部会部会員を務めさせていただいている自治体学会から最新の「年報自治体学」が刊行されました。
 同書で私は、巻頭の「【特別企画】若手首長座談会 若手首長の10年後の夢・思い・ビジョン」の構成をお手伝いさせていただいております。*1
 ご出席いただいたのは、熊谷俊人市長(千葉市・32)、松本武洋市長(和光市・40)、吉田雄人市長(横須賀市・35)のお三方。*2
 上記のカッコ内の数字はそれぞれのご年齢です(!)。対談の席上、ご自身らを「責任世代」と呼ばれたご発言が印象的でした。

熊谷 一般的にはそんなに使われていないかもしれませんが自然と言葉が出ます。我々が未来に対する責任を持っていますから。
(4頁)

 喫緊の課題である財政問題については、市民や議会に対し、どのように説明するか、またどのように合意形成を図っていくかで活発な意見交換がなされました。記事中でも読み応えがありますでの、ご興味ある方は是非本書をご確認ください。

*1:年末年始はこの座談会原稿のほか、法学セミナーの連載に、「地方自治職員研修」誌の臨時増刊「クイズde地方自治」の原稿を抱え、ひいひい言っておりました。年明けは年度末議会を控え、いよいよ手一杯になってしまったところを中嶌いづみ部会員に助けていただきました。感謝です。

*2:記載は発言順です。