プロイセン・ドイツの人材活用法
上記会合終了後の親睦会で、おもしろいお話を伺いました。
「プロイセン・ドイツの人材活用法って知ってる?」
いや、知りません。
「人間をね、能力・やる気の二つの指標で分類するんだ。」
それぞれに、あり・なしで4種類に分類するわけですね。
「そう、一番最初に徴用すべきはどんな人材だろう?」
能力もやる気もある人間?
「はずれ、それは3番目。正解は『能力はあるけどやる気のない人間』」
え?
「やる気のある人間は、放っておいても仕事するでしょ。能力だけある人間にはやる気をださせなきゃいけないわけ」
ほうほう
「じゃあ、一番徴用しちゃいけない人間は?」
えーと、わかった。「やる気だけある人間」!
「正解。2番目に徴用すべき人間は消去法でわかるよね。『能力もやる気もない人間』。リーダーが優秀だったら、そういう人材はついてくるからね」
なるほどねぇ。
「大事なのは『能力もやる気もある人間』は必ず必要とされるっていうこと。そして、その時に期待される役割は他のどんなタイプより大きい」
我が身を省みて、やる気に見合う能力はないんじゃないかな、とこっそり思ったのは内緒です。