藤城清治 光と影展
銀座の教文館書店で開催された「藤城清治 光と影展」に家族で行って来ました。公式サイトは以下のとおりです。
【「藤城清治 光と影展」のお知らせ】http://www.kyobunkwan.co.jp/blog/archives/1413
秋の訪れとともに開催される同展覧会を訪れるのは、我が家の毎年のお楽しみ。
色とりどりの三角帽子をかぶった、目の大きなこびとさんの絵には、見覚えある方も多いんじゃないかな。でも、暗い会場に浮かび上がる「影絵」は、絵本で見慣れた絵柄とは全く違う様相を見せます。
87歳のご高齢にもかかわらず、精力的に発表される毎年の新作は、来訪の楽しみの一つ。
瓦礫の上のショベルカーに、空から希望のように指す光に向けて一斉に飛んでいく折り鶴たち。小さくて見にくいかもしれませんが、写真は東日本大震災の復興をテーマにした新作です。
戦後の復興をご覧になってきた作者の眼は、何より被災地に祈りと希望を見るように思われます。