自治体法務の備忘録

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40ン年前の「平凡パンチ」

 同書にはまた「生まれる前の本を買ってみる」という記述があります(65頁)。先日神保町を訪れた際は、私が生まれた年に発行された「平凡パンチ」誌を購入しました。当時の価格60円が「特価400円」なのは高いのか安いのか。
 当時は今のようにヤング(死語だね)向けの各種専門誌も刊行されていませんから、同誌が流行を牽引していた感があります。
 そんな中で、誌面上の風俗流行が、ともかくおもしろい(グラビアの素敵なお姉さまも含めて)。ちょっとしたタイムマシーン気分です。
 高度成長期の右肩上がりの勢いは、新しい形の消費を謳う広告から伺える一方で、ベトナム戦争やなお残る戦後の暗い影など時代の負の部分も、当たり前ですが同時代的なリアリティにあふれています。
 翻って今の私達の時代は、果たして40年後からどのように振り返られることになるのでしょうか。