新年度に入って1週間
さて、新年度に入り1週間が経過しました。
昨年の私はと言えば、新たな赴任場所で飛び交う専門用語に困惑するばかりのこの時期でしたが、4月からは財政部門でも2年目。新たな赴任者も迎えて、それなりに仕事の説明もしなければならず、改めて自分の理解の至らない部分に気づくこの頃です。
自分より能力のある人間もいるだろうに、と嘆きたくもなりますが、そんな折は、クリスチャンであった祖母が親しんだ新約聖書の一節が頭に浮かびます。
兄弟たち、あなたがたが召されたときのことを、思い起こしてみなさい。人間的に見て知恵のある者が多かったわけではなく、能力のある者や、家柄のよい者が多かったわけでもありません。
ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。
また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。
「コリントの信徒への手紙I」(1章26―28節)
上記の文章を引いて、人事異動について曽野田欣也さんが掲載された記事をトラックバックさせていただいたことがあります。
実のところ、「できるから」ではなく、「自らの本分で、どう立ち向かっていくか」かが職務のあり方なのかな、とも思うところです。
http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20080825/p2
であれば、知識や能力が無ければ無いなりで頑張るよりほかありません。
さあ、皆さま、張り切って参りましょう。