自治体法務の備忘録

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本屋迷宮からの脱出

 所用あり、午後から都心に出かけまして、用を済ませた夕方、平日だから神田古書店街でも覗こうと、最初に入った書泉グランデで謎の平積みが。
本屋迷宮
 え?と思って手に取ります。えーと、1,050円というのは、このバインダー状の小説の値段だよね。ふむふむ、舞台はこの書泉グランデ、連続殺人事件、と。
 えぇっ?!

「趣味人専用」をキャッチコピーに掲げる書泉グランデならではの空間で楽しむ謎解きイベントは、ゲームが好きな方だけでなく、推理小説好きな方、本を読むのが好きな方、本屋が好きな方など、たくさんの方にお楽しみいただける企画となる予定です。
http://info.shosen.co.jp/event/entry_643/

 ほ、ほーお。この私に挑戦するつもりかね(してません
 ならば受けてたとうじゃないか。
「まいどありがとうございます」
 ふふふ、店員さんの笑顔には騙されないぞ(騙しません
 小説の内容は、といえば、連続殺人事件の容疑者が書店グランデに逃げ込んでいる様子。読者(というか参加者)は各階の売り場に隠されたヒントを探しながら真相を探っていきます。まったく、6階まであるビルを何度上下したことか。
 ネタばれは避けますが、単なるオリエンテーリングにとどまらない展開には驚愕。いや、マジ。ホント。
 足を棒にして、解答用紙を指定の場所へ(どこかは言うまい
「はーい、残念です。皆さん、正答率は20パーセントぐらいですかね」
 どれだけガチなんだよAKB
「遊びも本気ですよー」と店員さん。
 なんとか掴んだ真相を提出し、「正解でーす」と店員さんに微笑まれたときは、既に閉店10分前。背広姿の中年のおっさんという我が身も省みず、両腕を上に伸ばし、思わずガッツポーズ。頭の中にはロッキーのテーマが鳴り響きました
 結果として2時間以上、一つの書店にいたことになります。謎に追いつめられず、余裕ぶっこいていた開始当初は、探索に平行して書架を眺めていたこともありますが(結局、他の書店や、楽しみにしていた喫茶店にも行けませんでしたorz
 それにしても、うん。仕事もそうだが、締め切りギリギリにならないと実力って発揮できないなぁ(わかってます。言い訳です。
 なお、副次的な効果として、フロアを隅々まで歩きますので、普段眼にしない書架が目に入ります。財布が軽くなる一方で、鞄の本が重くなることといったら!(それを持ってフロアを上下orz
 好評のため、当初5月5日までだったイベント開催期間は、12日まで延長とのこと。GW中に、気になる方は訪れてみてはいかがでしょうか。
 それにしても、あすこでああとは気づかないよなぁ、まぁ、うーん…