自治体法務の備忘録

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自治体職員のための文書起案ハンドブック

 本日刊行の「自治体法務NAVI」Vol.53(第一法規)に書評を書かせていただきました。

自治体職員のための文書起案ハンドブック

自治体職員のための文書起案ハンドブック

 本書は、Web版「自治体法務NAVI」に、平成23年から24年にかけて「さあ、起案しよう!文書法制の基礎知識」と題された連載をもとに、大幅に加筆修正と再構成がされたものです。
 わかりやすい解説から楽しみにしていた連載でしたので、書評のお話があった際は、二つ返事で引き受けさせていただきました。
 ところが先日、執筆者とある研究会で同席させていただく機会があり、その後の懇親会で、僭越ながら書評を書かせていただいた旨を申し上げたました。
澤さん「書いていただいたことは感謝します。ありがとうございます」
私「いえいえ」
澤さん「で、どんな内容を書いたの」
私「うふふ、教えない」
 拙稿の内容はさておき、自治体職員が日常業務で避けて通ることができない起案について、その方法や留意事項などについて、本書ではわかりやすく解説されています。
 何より、起案で示されるべき意思決定について、「何を根拠にして」「何のために」かは、重ねて注意が喚起されています。新人さんだけではなく、ベテラン職員にとっても知識の確認になる内容かと思います。