否決議案は再議できないことについて
拙blogで北村亘先生の「政令指定都市」をご紹介させていただいた際に、議会における再議決に関する記述について、否決議案は再議決の対象外とする理解が一般的である旨を付記させていただきました。
【政令指定都市】http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20130820/p1
同書に参考文献として、名取良太先生(関西大学)による資料の名称が記載されていたことから、その理解の所在が「名取教授によるものかまでは判然としません」と記述したところ、名取先生ご自身からメールでご連絡いただきました。恐縮とともに、誠に感謝です<(_ _)>*1
いただいたメールによれば、再議に際しては「修正案」を意識する物であり、否決議案は想定しない、とのことでした。
ダイジェスト的な記述として紹介いただいたのが、おおさか市町村職員研修研究センター発行の「研究紀要」へのご寄稿の内容です。
【特集 地方議会のこれから〜改革へのみちすじ〜】http://www.masse.or.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/17/kiyou_14.pdf
「議会の活性化」と題された先生のご論文は、77頁からになります。
*1:前述の私の過去の記述は修正いたしました<(_ _)>