自治体法務の備忘録

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「手話は独自の言語」全国初の条例制定進める県

 手話を学校などで教え、手話を必要とする人と互いに理解しあえる社会の実現を目指す鳥取県の「手話言語条例」案が4日、県議会の常任委員会で可決された。
(略)
 条例案では、手話を「独自の言語体系を有する文化的所産」とし、手話を使いやすい環境整備を求める。県は、学校での手話教育や、窓口業務にあたる市町村職員向けの手話講座開催などの予算2200万円も提案した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131004-OYT1T01219.htm?from=ylist

 学校教育で手話があまり取り上げられてこなかったのは、コミュニケーションの手段ではあっても、手話が「国語」ではないからだ、という旨を伺ったことがあります。
 知事自らが「宣言的、理念的」と述べていらっしゃいますが(http://www.asahi.com/area/tottori/articles/MTW1310033200001.html)、政策誘導的な条例策定として興味深いところです。