自治体法務の備忘録

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Minor Earth Major Sky

 a-haという80年代に一世を風靡したバンドがありまして、先日、近くのレンタル屋さんに行ったら、ベスト盤が出ているじゃないですか。懐かしさに手が伸びました。
 ところが聴いてみると、CD前半の懐かしさよりも後半の曲の良さに聞き込んでしまい、後期の代表作をamazonでポチッとな、してしまいました。

Minor Earth Major Sky

Minor Earth Major Sky

 80年代半ばの洋楽ブームの際*1、印象的なPVで颯爽と現れたイケメン3人組、といえば思いだす方も多いのではないかな。
 本作は、5作目のアルバム発表後の活動休止期間を経て、久しぶりの再結成後の第1作。本アルバムが発売されたとき、その高い評価が気になりながらも聴いてみなかったのは、今更ながら悔やまれます。
 中でも、再成のきっかけになった98年ノーベル平和賞の授与式(!)のコンサートのために提供された「Summer Moved On」が、ともかくすばらしい。アルバムのタイトルにもなった「Minor Earth Major Sky」も良い曲で、オトナになったアーティストの歌声が、やはりおっさんになった私に染み入ります。

何度も何度も何度も
やってみたけど良くなりやしない
何度も何度も何度も
やってみたけどうまく行かない
でも、そうさ
Minor Earth Major Sky

 ここで「Minor Earth Major Sky」をどう訳すかは悩みどころ。日本版CDに付随の日本語訳では「ちっぽけな地球、それに比べてでっかい空」としているが、あまりうまい訳とは言いがたい。日本版アルバムタイトル「遥かなる空と大地」も、気持ちはわかるが「遥かなる」が「大地」にもかかっているようで、座りが良くない。
 この歌の良さは、希望が高らかに歌い上げられるのではなく、 穏やかな確信にあるところだと思います。それはやはり、オトナ向けのオトナの曲だなあ。
 気になる方は、まずはこの2曲だけでも、ダウンロードで購入されてみてください。

*1:「ベストヒットUSA」!