Making of 「自治体の法規担当になったら読む本」

自治体の法規担当になったら読む本

　幸いなことに、ご好評いただいているようです。ありがたいことです。「読みやすい」とのご感想をいただくことが多いのですが、これは編集の村上広大さんのご尽力によるものです。改めてお礼申し上げます。
　ウェブ上のご感想やいただいたお手紙を拝見すると、初心者の入門書（の入門書）と評価いただくほか、例規審査や例規策定に関しては庁内の研修に、議会対応や訴訟対応などは管理職の知識習得に役立つものではないか、とのお言葉をいただいております。
　執筆者2人と村上さんを交えた最初の打ち合わせで、本書の企画について「ナレッジではなくノウハウを」と共著者の遠藤さんから提案された時は、本書の成功を確信しました。
　互いの執筆部分はかなり手を入れあったのですけれど、私の加筆を先方がどのように思っていたかはさておき（笑）、私個人としては、自分が気がつかなかった展開に急に目の前が開ける思いがして非常に楽しかったです。マッカートニーが書いた曲に、レノンがBメロを加えたとき（あるいはその逆）は、こんな気分だったんじゃないかと（いや、冗談ではなくて
　「○○担当になったら読む本」のシリーズ展開があるとすれば、皆さまはどのような内容をご要望でしょうか。ご意見をお寄せいただけたら、実現があるかもしれません(^^