自治体法務の備忘録

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アナと雪の女王

 話題の「アナ雪さん」見てきました(今更
 過日、小学校6年生にもなってようやく映画館デビューを果たした息子が「もう一度見たい」と言ったのです。何が君の琴線に触れたんだい?
妻「あたし達見たから、今度はあなた行ってらっしゃいよ」
 そう、前回、子ども2人と妻に、ゲラと格闘する私は置いて行かれたのでした(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20140506/p1)。
 場内は、今も満席。内容はといえば、うーむ、とさすがのディズニー・クオリティ。でも、ちょっと気になった点は、未見の方のために文字反転いたしましょう。
・作劇上、一番の課題を抱えている筈のお姉さんが、何ら主体的な行動を行わないのはどうしたものか(危機に至った妹を救いに行く、という明確な「動機」が必要ではなかったか
・アナの行動は、基本的に行き当たりばったりではなかったか(成長のための「通過儀礼」としての行動が描写されるべきでなかったか
・他国の王子との突然の結婚に反対されたアンは、氷屋の若者との幸せなゴールインを迎えられるのか
・悪役の王子様は、頭脳派の王様になる素質が十分にあったよね
・カツラの貿易相手は、追い出すんじゃなくって、恩を着せて縁を続かせなきゃ
などなど。オトナって心が汚れているから素直に楽しめなくて損ですな。それでも、誰も不幸にならない(あ、悪役は別か)物語は、良いものですね。