自治体法務の備忘録

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新規採用職員向けの研修講師

 恒例となっている、新規採用職員向けの研修講師を務めさせていただきました。
 「市の仕事とその仕組み」と題して、3時間の講義です。

目的 本市の業務を遂行するに当たって、その基本的な知識を習得する。
手段 自治体の組織・意思決定の仕組みに関する講義
効果 日常業務の位置づけを理解し、仕事をしやすくする。

 「講師用の小ネタ集」として以前にも書きましたが(http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20140518/p1)、講義の開始に際しては、研修の「目的・手段・効果」を箇条書きで、ホワイトボードに板書しておくとゴールが見えて、参加者が話を聞きやすくなります。
 講義の内容は、地方自治の本旨たる「住民自治」「団体自治」の確認から始まり、二元代表制と執行機関多元主義の説明、事務決裁に関する専決区分の説明など。加えて、今後の自治体運営に関する見通しや、自己研鑽の方法などについてお話ししました。
 参加者の皆さんのお顔を見渡せば、社会人経験者も少なくなく、年齢層もなかなか幅広い。皆さんのご経験、そして所属部署はそれぞれですが、「地域のプロフェッショナル」として活躍いただけたらと思います。