名前が出たのヨ
「kei-zuさんの名前が出たのヨ」
年末の慌しさの中、庁内を飛び回っていると、以前に一緒に仕事したことがあるお姉サマに声をかけられました。
なんでも、法令に基づいて対処しなければいけない稀な事例があり、取り扱いの検討のため、最近同種の事例があった近隣市に照会をかけた際にとのこと。
近隣市の担当は、対処の考え方についてわかりやすくお姉サマに教えてくださったそうです。法規担当のご経験がある先方のお名前は、確かに私の記憶にあるものでした。「でね」と声をひそめて「その担当の人が『kei-zuさんは、私の師匠です』って言ってたのヨ」
とはいえ、個別の専門分野に私の知識が及ぼう筈もなく、というか、私が法規担当であった際のやり取りを覚えていただいていてありがたい限り。しかし、うれしかったのは、想定外に持ち上げられた呼び名ではありません。
担当課のために悩み、助言をし、場合によれば自治体間を超えて行う交流が、自分の知らないところで返って来たという事実です。
うん、まだ頑張れるな、とちょっと思った年の瀬でありました。