法規担当への赴任者が勉強するとき
tihoujitiさんがご掲載の「条例審査ガール」の内容から
法規課に異動してきた当初、フジは指定管理者制度というものをよく知らなかったので、指定管理者制度の教科書を一冊購入し、徹夜で読んだ。そして、従来の管理委託制度と新しい指定管理者制度の差異や、そのような法改正が行われた理由や背景を学んだ。そして、通則条例を策定に携わり、その勢いで指定管理者関係の条例改正の審査を立て続けに行った。
http://d.hatena.ne.jp/tihoujiti/20150113/p1
フジ姉さん大変だったのネ(ノω・、)
私も指定管理者制度の整備に当たっては随分と負担が大きかった記憶があります。当時、行政改革担当課の職員には随分と助けられました。
赴任時に苦労したといえば、私の場合、行政事件訴訟法ですね。行政処分伴う教示の新設に伴い、行政処分の考え方について既存の役所事務の棚卸しを余儀なくされました。
一時が万事、ではないですが、特定の分野に強くなることは、案外他に融通が効きます。新規に赴任された方も、戸惑いとご苦労はあるでしょうが、とりあえず目の前の課題解決が、その後の突破につながることがあるはずです。
とはいえ、ちょっとしたテクニックとトリビアを知っていれば仕事がやりやすくなることはあり、必要と思われる際は本書を参照いただきたく。
- 作者: 塩浜克也,遠藤雅之
- 出版社/メーカー: 学陽書房
- 発売日: 2014/03/17
- メディア: 単行本
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