Re:法律案・条例案をつくる学生のためのブックガイド
横田明美先生(千葉大学)のブログで拙著をご紹介いただきました。ありがとうございます<(_ _)>
想定読者は地方公務員で、「法規担当」という例規審査を取り扱う部署に配属された新人をイメージしていると思われる。この本の良い点は、条文の構造や例規の構造というだけでなく、どのような目的の規定があるのかをわりと詳細に紹介したうえでそのポイントを示している点だろう。
- 作者: 塩浜克也,遠藤雅之
- 出版社/メーカー: 学陽書房
- 発売日: 2014/03/17
- メディア: 単行本
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また、審査しただけでは終わらず、議会対応や、法律相談・訴訟対応、さらには法規担当者の仕事術という章まである。具体的に条例をつくり、運用し、そしてそれらの相談窓口となる法規担当者の苦労ややりがいも感じさせる内容になっている。
http://akmykt.net/%e6%b3%95%e5%be%8b%e6%a1%88%e3%83%bb%e6%9d%a1%e4%be%8b%e6%a1%88%e3%83%96%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89/
実務書としての構成なので、研究者の方に評価いただき、誠にありがたい限り。でもね、法律の過誤の対処まで踏み込んで書いてある本、そうそうないわよ(何故おネェ言葉
なお、この本の著者の一人は行政法入門としても興味深い本も上梓している。(中略)こちらは非常に読みやすいので、条例に興味がある学生全般にお勧め。
法実務からみた行政法 エッセイで解説する国法・自治体法 (法セミLAW ANGLEシリーズ)
- 作者: 吉田利宏,塩浜克也
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2014/08/22
- メディア: 単行本
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ありがとうございます<(_ _)>深く深く