小牧市住民投票：新図書館に反対多数…計画見直しへ

　愛知県小牧市が進める新図書館計画への賛否を問う住民投票が４日あり、計画反対票が３万２３５２票と、賛成の２万４９８１票を上回った。同日の市議選と合わせて実施され、投票率は５０・３８％。
http://mainichi.jp/select/news/20151005k0000m040102000c.html

　ツタヤによる運営方式の是非について多くの報道では触れられているところ。
　意外と接戦だった感がありますが、施設の規模の大きさなど分析すべき方向性はいくつもあるかと思います。
　図書館の運営については、↓が非常に良い本。ツタヤが指定管理者を務める武雄市図書館についても、単純な否定ではない記述があります。

つながる図書館: コミュニティの核をめざす試み (ちくま新書)

　拙blogでの過去のご紹介はこちら→http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20140212
　紙面が余りましたので（半鐘さん風）、以下の記事もご紹介。

海老名市の「ツタヤ図書館」は、佐賀県武雄市に次ぐ２例目。同図書館の蔵書検索で旧約聖書・出エジプト記を調べてみると「旅行／海外旅行／アフリカ／エジプト」に分類されている、といったことがネット上で指摘されました。　ほかにカニバリズムについての研究書「図説食人全書」が「料理」のジャンルに含まれていることも…
http://news.livedoor.com/article/detail/10674822/

　私が試しに調べたところでは、新田次郎の「八甲田山死の彷徨」が「旅行/国内旅行/東北/青森」に分類されている例がありました（本当