自治体法務の備忘録

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ノウハウを伝える

 ちょっと前になりますが、東京都江東区の武田正孝さんと東京都小金井市の堤直規さんにご挨拶させていただく機会を得ました。
 お二人とも近著があります。

スッキリわかる! 自治体財政のきほん

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公務員1年目の教科書

公務員1年目の教科書

 それぞれの役所で要職を務めておられ、年齢が近いこともあり、お話の中で大いに啓発されるものがありました。
 堤さんは、月間「ガバナンス」最新号(9月号)の特集「ノウハウの共有で仕事力アップ!」でも寄稿されています。

 ノウハウ、つまり職場に蓄積された専門的な技術・経験を伝えていくことは、若手職員にとっても、職場にとっても不可欠である。
 しかし、ノウハウは単に伝えただけで習得できるものではない。まして、勝手に伝わりはしない。
 そこに上司の役割がある。
(46ページ)*1

 ああ、染み入る。詳しくは誌面をご覧ください。堤さんは、ウェブでも情報発信をされています。
【一歩先行く市役所職員となるための仕事術】http://blog.livedoor.jp/nao_tsutsumi/
 amazonでは、拙著の紹介に「よく一緒に購入されている商品」として上記の2冊が並んでいます。ありがたいありがたい。

スッキリわかる! 地方自治法のきほん

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 堤さんのお言葉を借りれば、私もノウハウを伝えていくべき世代です。
 諸先輩方から学んだことを次代に伝えていけたらと思うところです(自分にどれだけ蓄積があるかはさておき(^^;

*1:ウェブ上で読みやすいよう、kei-zuが改行を調整しています。