自治体法務の備忘録

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祝日異聞

 上記の引用に見られるように、「春分の日」は、明確な日にちが規定されていません。これは、同祝日の根拠である「春分日」が天体の運行によって不確定なことによります。「秋分の日」も同様です。なんとなく、「23日」のイメージがあるのですけれどもね。
 「昭和の日」は、1989年1月の天皇崩御以降2007年にその名称が改められるまで「みどりの日」でした。
 では、現在「みどりの日」である5月4日はどうであったかというと、祝日法3条3項の「休日」だったのですね。

第三条 (略)
2 (略)
3 その前日(kei-zu注:憲法記念日)及び翌日(kei-zu注:こどもの日)が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。

 上記の「昭和の日」の制定と同時に、同日は「みどりの日」の祝日とされました。
 これで、祝日法3条3項の「休日」がお役御免になったかというとそんなことはなくて、従来は9月15日であった「敬老の日」が「九月の第三月曜日」に改められたことに伴い(2002年)、年ごとの日取りによっては、「敬老の日」と「秋分の日」に挟まれた日を休日としてくれます。
 「建国記念の日」は、唯一政令に委任がされています。これは、旧紀元節を祝日にしようとする動きに対し政治的な調整が行われたことによるものと説明されています(「建国記念日」ではなく「建国記念の日」とされた名称も同様)。